【BELAYER act 】9月・10月の森林整備活動とわさび田レポート。山梨県道志村
mountain-products.comを運営するBELAY Inc.が提供する“普段のライフスタイルが自然とサスティナブルな活動につながるアウトドアプラットフォーム”『BELAYER act』の一環である「自然を守る」活動。山梨県の道志村にて、「養老の森」(顧問 養老孟司(東京大学名誉教授))のゆたかな森を育むための森林整備活動と、使われなくなった「わさび田」を再生するプロジェクトを行っています。
道志村も夏の猛暑が過ぎ、9月・10月は少し活動しやすい時期となり秋の気配を感じられるようになってきました。
今回は9月10月の道志村での森林整備とわさび田再生のレポートをまとめて報告します。
ところでこの実、何の実(種子)かおわかりですか?
答えはレポート最後に。
9/21(土)AM 森林整備活動
まだまだ残暑きびしい9月でしたが、幸いこの日はくもり空で作業しやすい天候。水源の神社付近の清掃と湧き水の流れる小川に簡単な橋をかける作業でした。
ちょうど散策ルートに湧き水の小川が流れていてちょっとした橋があれば楽かと今日は橋つくり。丸太でセットしたらずいぶん立派な橋になりそうです笑
丸太はこの周辺の間伐材を使用しています。
丸太をセットして皮をむきます。
かすがいで上部3本を固定
歩く部分をチェーンソーで平らに切っていくのですがこれがなかなか難しいのと体力のいる作業です。丸太は輪切りにするのは結構楽に切っていけるのですが縦斬りが大変なのです。
なんとか1時間弱で完成。昔の同僚なども手伝いに来てくれ出来上がった橋に満足の集合写真
橋の渡り初め
日本の土木工事において、橋の完成時に行われる渡り初めの儀式は、日本古来の伝統に基づいて神道の祭祀として行われています。 渡り初めでは、橋の長寿を願って近隣に住む老夫婦と倅夫婦、孫夫婦の三代の夫婦を招待し神事ののちに三夫婦がそろって橋を渡ることが慣習として行われているそうです。
今回は夫婦ではありませんが年の順男女2組、男男1組の3組で渡り初めをしました。
これから長く皆さんの散策の助けの橋となることと思います。
9/21(土)PM わさび田再生プロジェクト
今年の夏は熱く9月になっても残暑で虫に悩まされました。涼しくなってくると虫が少なくなり新芽がすくすく育つ秋なのですが今年は残暑で虫も健在です、、、
これ、モンシロチョウの幼虫、いわゆる青虫。美味しいわさびの葉を食べ続けこの色、この大きさです。普段ならこの時期はいなくなるのですが、、
こちらはこのわさび田の最大級に育ったわさびです。
虫食い被害にも逃れここまで成長しています。
今回は可愛い姉妹がわさびの収穫体験。採ったわさびとピースな笑顔。
この後、炊きたてごはんにおろしたわさびと鰹節、醤油少々のわさびごはんに、ステーキ、刺し身とわさび三昧召し上がったそうです。辛味抑えめ風味格別とパパさんに報告いただきました!
ママさんからもメッセージいただきました!
「採れたてわさび、本当に美味しく、色々な食べ方を楽しませて頂きました。わさびがどのように出来るのか、画像で知るのは簡単ですが、水の冷たさ、抜いた感触、わさびの香り、五感で味わう貴重な体験をさせていただき感謝いたします✨
次女は、葉についていたアオムシさんをしばらく可愛がっておりましたw」
10/19(土)AM 森林整備活動
今回は参加人数も多く各班に別れて、山道の脇に伸びた枝払い、下草刈り、杣小屋付近の掃除から始めました。
杣小屋の前に土の流れ止めの丸太を設置しました。まわりにはすすきが伸び見晴らしがよくなるように掃除を。
丸太運び、この程度の太さの間伐材でも大人二人で結構きつい作業です。
杣小屋の前に丸太を置いて杭で固定します。
土と砂利を入れ水平にして完成。
10月に入り杣小屋からの景色もすすきが伸び、山の色合いも秋めいてきました。
今回手伝いにきてくれたFoxfireを展開するティムコの皆さん。チェーンソー体験でスウェーデントーチのベースを切っていただきました。お疲れ様でした!
今回のメンバー集合写真。11名での作業で下草刈り、枝払い、掃除、丸太切りなど秋から冬への準備作業がはかどりました。森林整備は本年度は残すところ11月の1回で終了となります。最終回、みなさまのご参加お待ちいたしております!
養老の森は今年10周年、こうした活動報告など情報満載でホームページもリニューアルいたしました。森林整備活動(森ワーク)ご興味ある方はこちらから
一般社団法人 養老の森
https://www.yoro-mori.com/
収穫の秋、実(種子)の答えはこちら
この木なんの木かわかりますか?そうこの木の実が答えでした!
こんな感じで実がついています。
答えはブナの木、ブナの実(種子)でした。どんぐりとはまた違いイガイガの殻の中に2つづつ種が入っています。
実はブナの実(種子)というのは、その結実には、樹齢が約50~70年かかるといわれています。 また、毎年実をつけるわけではなく、およそ4~8年ごとに豊作の年が来て、その間に平作と凶作の年が交互に来るということです。
このブナは今年が初の結実ということで貴重なタイミングに収穫することができました!
Re-TURN plants 〜ブナの森づくり〜
①ブナの種拾い → ②種を育て苗木に → ③山に植樹
今後この過程をお伝えしていきます。
「養老の森」の森ワーク(森林整備)は様々な活動をしています。ご興味ある方のお問い合わせはこちらから
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BELAYER actキャンペーン開催中
BELAYでは、2024/10/18(金)-11/24(日)の期間で「あなたのactionがゆたかな森きれいな水になる」BELAYER actキャンペーンを開催します。BELAYの活動の場である山梨県道志村の一般社団法人養老の森(代表理事:養老孟司(東京大学名誉教授))が今年10周年を迎え、これを機に養老の森をより多くの人に知っていただき、より多くの人の協力で、次代に伝える多様な生態系のある豊かな森にしていきたいという思いがあります。
買って、使って、みんなに知らせるというactionがゆたかな森きれいな水に貢献する次世代型キャンペーンです。
みなさまのアクション参加お待ちいたしております!
キャンペーン詳細はこちらから
https://www.mountain-products.com/features/BELAYERactCam2410/
あなたのactionが、ゆたかな森きれいな水になる。
【BELAY Inc.】
私たちはアウトドア・スポーツで培った経験、ノウハウ、最新のIT技術を用いて、限りある資源資産を有効に活用し、永続的に進化続けることのできるプラットフォームを立ち上げていきます。
それは、私たちが求める物、事、場所であり、生活であり、コミュニティーであり、生き方そのものであります。
こだわりをもって集め、作り、使い、生活の中に溶け込んだライフスタイルを提案し、真に豊かな自然との共生、安心安全に暮らせる持続可能な社会の実現に向け取り組んで参ります。
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